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2013年2月18日 (月)

新種の感染症に注意!

最近、ダニが媒介する新種の感染症についてのニュースをよく聞きます。

このダニが媒介する新種の感染症、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」というのですが、
この感染症は『野山に生息するダニの仲間、マダニの一種にかまれるとsftsウイルスに感染し発症。
それによる致死率は12%程度と推定されており、潜伏期間は6日~14日程度とされる。』 ということです。

先月、山口県に住む女性が発熱や下痢などの症状の後に白血球や血小板の数が低下し、亡くなられたのですが、その女性の血液を国立感染症研究所で調べたところ、新種の感染症、sftsウィルスがみつかったそうです。

他に愛媛県、熊本県に住む成人男性の2人が昨年の秋にダニの仲間であるマダニの一種にかまれ感染し、亡くなられたということです。

このマダニは春から秋にかけて活発になるらしいです。
尚、この感染症による治療は有効な治療薬やワクチンなどはないとのこと。

ウイルスによる感染症の脅威に、お子さまや妊産婦、ご高齢の方からの不安の声が聞かれます。

漢方生薬には天然の抗ウイルス作用が期待できるものがあり、特に抵抗力の弱い方にはおすすめです。1_2

日頃から新種のウイルスにも負けない体を作っておきたいですね。
                              
             

 橿原市  一陽館薬局  中谷 道子

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