鹿茸で腎精アップ!
先日、喫茶店でふと見たスポーツ新聞に、こんな内容がありました。
「有名プロゴルファーが使用した禁止薬物【鹿の角スプレー】って?」という見出し。
いかなるスポーツでもルールを守ったフェアプレー精神が重んじられる、ということですが、さてさて、この鹿の角って???
そうです!漢方薬としても知られる鹿茸なのです!
五臓六腑にしみわたる、なんて言いますが、中医学では、その五臓(肝心脾肺腎)それぞれに主な身体の働きが割り当てられていると考えます。
中でも中医学でいうところの「腎」は、その役割の一つとして、腎精と呼ばれる生命エネルギーの基本物質を蓄え、成長と発育、排卵や生理などのコントロールを担っています。まさに、人の誕生から寿命を迎える日まで、その一生に深く関わっていると言えますね。
さきほどの「鹿茸」。3日で1cm伸びると言われるオス鹿の幼角で、成長力の塊りと言えます。古来より腎精を補う高貴な生薬として用いられ、朝鮮人参などと並んで虚弱体質改善、強壮強精に優れた生薬とされています。
前出のプロゴルファーも、「アイアンボディー」の異名をとった選手で、虚弱体質に悩んでいたわけではないと思いますが、50歳を目前に控え、更にパワーアップして、もうひと花!と手にとってしまったのかもしれませんね。
老後も長くイキイキ楽しみたい長寿社会になりました。
腎精を充実させて、パワーアップした人生を楽しみましょう!!
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