筋肉を守る
季節の変わり目によくみられるトラブル、肩こり 腰痛 首の痛み 足の痛み 肩の痛み。。
一昔前なら、「ご高齢の方のトラブル」といったイメージがありましたが、最近では30歳~40歳代の方からのご相談も非常に多くなっています。
農耕が盛んだった頃の日本は「田や畑仕事」で筋肉を使いすぎ→スジや筋肉へのダメージ といったトラブルが主流でした。 しかし現代では少しずつ痛みの発生する原因が変化してきています。
「働き盛り」といっても体の酷使ではなく、どちらかと言いますと「目や脳」を使う事も多く、なにかとストレスも多かったり頭脳社会という感じでしょうか、、緊張が多い世の中です。
コンピューターやゲームでも「目と脳」を絶えず動かし続けることになり、脳の緊張は過剰となりがちです。
脳の緊張が長時間続くことで体を支える筋肉も緊張し始め硬くなります。
また、イスに座ったままの同じ姿勢で長時間仕事をしていてもやはり筋肉は硬くなり、筋力も衰え、血行も悪くなります。
筋肉は「硬くなると傷みやすい」という性質をもっています。
先ほどの原因により現代の人間の筋肉は「常に傷みやすい」状態で待機している と言えるかもしれません。。
昔であればクーラーも無く、交通手段も限られたなかで「ほどほどに筋肉を使い、汗をかく」という状況でした。
筋肉が動き、ほどほどに汗をかく という状況は実は非常に筋肉にベストな状態です。
そして柔軟性を維持し、少しぐらいの負担では壊れない骨格を維持します。
現在はどこにいってもエアコンが効いていますね。 とっても快適です。。
しかしそのクーラーが汗を止めてくれる代わりに、筋肉も収縮させます。
その冷えた血行の悪い筋肉に少しでも無理な力が加わればひとたまりもありません。。
毎日の漢方で「常に筋肉を良い状態」に維持しておくことはとっても良いことですね。
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