関節痛、腰痛、神経痛、リウマチ

2010年9月22日 (水)

筋肉を守る

季節の変わり目によくみられるトラブル、肩こり 腰痛 首の痛み 足の痛み 肩の痛み。。

一昔前なら、「ご高齢の方のトラブル」といったイメージがありましたが、最近では30歳~40歳代の方からのご相談も非常に多くなっています。
 
 農耕が盛んだった頃の日本は「田や畑仕事」で筋肉を使いすぎ→スジや筋肉へのダメージ といったトラブルが主流でした。 しかし現代では少しずつ痛みの発生する原因が変化してきています。

「働き盛り」といっても体の酷使ではなく、どちらかと言いますと「目や脳」を使う事も多く、なにかとストレスも多かったり頭脳社会という感じでしょうか、、緊張が多い世の中です。
コンピューターやゲームでも「目と脳」を絶えず動かし続けることになり、脳の緊張は過剰となりがちです。 
 脳の緊張が長時間続くことで体を支える筋肉も緊張し始め硬くなります。 
また、イスに座ったままの同じ姿勢で長時間仕事をしていてもやはり筋肉は硬くなり、筋力も衰え、血行も悪くなります。

 筋肉は「硬くなると傷みやすい」という性質をもっています。
先ほどの原因により現代の人間の筋肉は「常に傷みやすい」状態で待機している と言えるかもしれません。。
 昔であればクーラーも無く、交通手段も限られたなかで「ほどほどに筋肉を使い、汗をかく」という状況でした。
 筋肉が動き、ほどほどに汗をかく という状況は実は非常に筋肉にベストな状態です。
そして柔軟性を維持し、少しぐらいの負担では壊れない骨格を維持します。
 現在はどこにいってもエアコンが効いていますね。 とっても快適です。。
しかしそのクーラーが汗を止めてくれる代わりに、筋肉も収縮させます。
その冷えた血行の悪い筋肉に少しでも無理な力が加わればひとたまりもありません。。

毎日の漢方で「常に筋肉を良い状態」に維持しておくことはとっても良いことですね。

          奈良県   中村薬局  中村哲

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2010年2月26日 (金)

変形性膝関節症と漢方薬

60歳代の女性が、1週間前に変形性膝関節症でお見えになりました。Hiza

 

よほど歩くのがおつらかったのでしょう。
当店はマンションの1階にあり、内から歩道まで5~6メートルのピロテイがあり、歩道の向こうが車道となっているのですが、車をピロテイまで乗り上げて、びっこを引きながら入ってこられました。

 

1週間後の今日は、クルマを車道に停めて歩いて入ってこられました。まだ膝の痛みと浮腫みは残るものの、前回と比べると足取りは幾分軽くなりました。

 

尿の出が良くなり、血圧が下がったとおっしゃいます。

 

彼女は病院で膝の水を抜いてもらっていましたが、抜いてもすぐにむくんでくるのと、3月にどうしても旅行に行きたいので、漢方薬を試してみようと思われたそうです。

 

彼女の症状の特徴は「痛み」と「浮腫み」です。加えて高血圧症という血行不良があります。血行を改善し、痛み止めと利水作用の薬草の入った漢方薬を併用して良くなった考えられました。

 

旅行に行けるのを楽しみに、続けると言って帰って行かれました。

 

        守山  ワカバ堂薬局  竹山 鐘大

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