不妊症

2013年5月16日 (木)

漢方薬は妊活の強い味方! ~長年の無月経の克服で結婚、出産へ・・・

去年NHKスペシャルで「産みたいのに 産めない ~卵子老化の衝撃~」

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0623/

が放送されてから、大きな話題になりその後も、卵巣年齢の老化に関するテレビ番組が急激に増えました。
女性にとって、老化という言葉は大敵です!

見た目の老化には、頑張って気をつけようとするのですが、見えない卵巣の老化について考えもしなかった事・・・

多くの30歳半ばの女性にとって、そして、まだ結婚されていない方にとって衝撃的な番組でした。

そして今は「妊活」という言葉がブームです
卵子の老化を防ぐための、様々な話題が取り上げられつつあります
実は漢方薬は「妊活」のサポートとして、とても活躍しています。

35歳のAさんは、7年前から月経が無くなり、ピルによりコントロールしていました。

冷え症で体のあちらこちらが不調で、これから先女性として幸せな人生設計が立てられるか不安になり相談に来られました。

無月経である自分の体に自信が無く、恋愛から先に踏み込めないでいたのです。
Aさんは35歳。ちょうど老化が問題になってくる年齢です。

中国医学では、腎を補う漢方薬を服用することによって、老化を予防する考え方があり、腎は生殖を司るとも考えるため、腎を補う漢方薬を中心に、体調を整える漢方薬と併用して、服用していただくことにしました。

漢方服用後、大きく変わったのは、肌の調子です。ニキビなどの肌荒れに悩まされていましたが、すっかりきれいになりました。
疲れやすかった体も大きく改善し、自分の体に自信が持てるようになりました。Nin_2
そして、1年後自然の月経が再開しました。大きな前進です!

しばらく来店されなくなったなと思っていた所、1年半後、産まれたばかりの赤ちゃんを腕に抱きながら突然ご来店されました。 

「赤ちゃん、授かりました! 引っ越しで遠方に行くのでその前に赤ちゃんを見ていただきたくて・・・・」
空白の1年半に私がついていけず、驚きと感動の再会・・・

漢方薬が妊活をサポートしたと言える一例でした

     滋賀県長浜市   漢方の本陣薬局

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2013年3月27日 (水)

うれしいご報告

1 本日お客様からお電話いただきました。

なんと!第一声が「妊娠しました!」と元気な声。

ご来店いただいてから約10ヶ月。その時から漢方薬を
お飲みいただいている32才の方です。

生理不順・無排卵・片方の卵巣の腫れなどの症状があり、
不妊に対するストレスからかイライラ・生理痛も強くなっておられました。

そこでまず使用した漢方薬は3種類。
服用を始めて5ヶ月ほどで生理が二層になり、
イライラ・生理痛も徐々に取れてきておられました。
服用中にはオリモノに血液が混ざったり、
高温期への移行が遅かったりと、いろいろな問題もあり
漢方処方を少しづつ変更しましたが、「妊娠の結果」につながったのは
漢方の力とお客様が一生懸命信じて服用していただいたからです。

妊娠がわかってからは「丈夫なお子様ができますように」と
「流産予防のために」妊娠中の漢方薬の服用をお伝えし、
今はその漢方薬を服用いただいております。

       奈良県宇陀市  やまぐち薬局 

  

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2010年10月13日 (水)

赤ちゃんスクスク、ママさんイキイキ

先頃無事に出産された妊婦さんのお話です。

 

小柄でどちらかというと痩せ型の30代の方で、以前より冷えが続き、たまに貧血様症状がでるとのことで<婦宝当帰膠>を継続して飲んで頂いておりましたが、今年に入ってご妊娠。経過も順調で先頃出産となられました。

 

その出産後の診察でのこと。先生からこんなお話があったとのことです。
「小ちゃいママに赤ちゃんが満タンに入ってた感じやったね。よっぽど子宮の環境がよかったんかなぁ。けど予定日より少し早く生まれてきてよかったね。どこまで赤ちゃん大きくなるかと思ってたしねー(笑)。」
先生のお話を聞かれて「婦宝当帰膠のおかげやったかもしれないわって思った」と笑顔でお話し頂きました。

 

出産時には少なからず出血を伴います。また、産後にはすぐ授乳の日々が始まります。(お乳というのはお血血に由来するという話もあるほど、授乳は血を消耗するものと言われているんです。)「妊娠・出産・授乳期」は女性にとって、漢方でいう気血水のバランスが劇的に変化する時期の一つと考えられます。

 

すでに育児でバタバタされているようでしたが、産後のご自身のケアにも気をつけて頂くようお願いし、「また婦宝当帰膠を飲み始めますね!」とお帰りになりました。
私たち男性には、想像もつかない体験とよく伺います。

 

ママさん方!

 

育児も身体が資本です。くれぐれもご自愛のほどを。

 

        京都   保生堂薬局   田中秀明

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2010年10月 8日 (金)

不妊治療であなたが健康になりましょう

約1年前にご相談いただいた34歳の女性。
赤ちゃんを授かりました。かわいい女の子です先日2ケ月になり、赤ちゃんを抱っこしてご来店いただきました。

この方は病院で2年間不妊治療を行っておられましたがなかなか赤ちゃんが授から
ず、「一度漢方相談してみたら?」とお友達に紹介されてご来店いただきました。

長い不妊治療で気分的にも不安定になり、生理前のイライラや生理痛がきつくなっておられ、それに比べて月経の量は少なくなっておられました。

不妊治療においてよく使用されるのが排卵誘発剤ですが、排卵誘発剤を使用することにより必要以上に排卵が多くなり、次第に排卵はされますが妊娠しにくい卵子になってしまい、さらに子宮内膜も次第に薄くなり着床しやすいふかふかの子宮内膜ではなくなってし
まいます。
そして妊娠しないことに対するストレスからイライラ感がたまり基礎体温にも影響が出たり、生理前からの生理痛にもつながります。

こんな時、身体の調子を整え元気な子宮内膜や卵子を作るお手伝いをするのが漢方薬
です。

この方の場合、生理前から生理期間中に1種類・生理のあとから生理前まで2種類の漢方薬をお飲みいただきました。

生理前のイライラや生理痛は服用してから次の生理では楽になり、基礎体温も2週目には二層型になっていました。

知らず知らずのうちにストレスや偏った生活習慣によって身体に負担がかかり、不妊症の原因になっておられる方も多くおられます。西洋治療との併用も可能です。

お気軽にご相談ください。

  奈良県宇陀市  やまぐち薬局  山口祥一

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2010年4月16日 (金)

喘息でポッチャリタイプの方の妊娠

30代前半で、第2子を希望されて、去年9月から漢方薬を飲み始められ、正月明けに順調に妊娠。現在妊娠4ヶ月です。

1)彼女は、どちらかというとポッチャリタイプで、昔から喘息があり、腰は重だるく、寒がりで頻尿があり、産科婦人科で黄体機能不全といわれていました。

2)また、基礎体温表がギザギザで、排卵期前後にイライラや気分の落ち込みを感じておられました。

3)下腹が、他の皮膚より冷たく感じており、生理痛も強めでした。1_4

以上から3ヶ月の間、基礎的な妊娠力を整えるのを目標に、

1) 泌尿生殖器系と内分泌系を元気にする漢薬。
2) 気を伸びやかにする漢薬。
3) 骨盤の中を温める漢薬。
の3剤を飲んでもらいました。

その結果、冷えとイライラと生理痛がましになり、夏頃まで、友人から表情が暗いといわれていましたが、秋以降、言われなくなったということです。

「もしかしたら」は、症状の改善を自覚されて間もなくやってきましたが、第1子が生まれて以来、時々むかむかや浮腫みがあり、BMIが25近くに増えていたこともあって、妊娠後も少し気にかかっていました。

途中、ちょっと出血したこともあったそうですが、良くぞ4ヶ月持ってくださったと手を合わせたいくらいです。                    

                       滋賀県守山市 ワカバ堂薬局   竹山 鐘大

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2010年4月 8日 (木)

不妊症のご相談

39才女性で、約1年半、産婦人科で治療をされておられましたが妊娠には至らずご相談いただきました。

検診ではご主人にも奥様にも器質的な問題はないとのこと。しかし基礎体温表を見せていただき、体調をお聞きすると、

 ・ホルモン治療をしていると基礎体温は二層になるものの、投与しないとガタガタと乱れて二層になりにくい。

 ・生理の量は少なく、血液の塊が混じり期間も3日間。生理の3日ほど前と排卵期には下腹部痛がある。おりものはほとんどなし。

 ・以前より身体が冷えて寒がりになった。

 ・人工授精も2回行ったが、2回とも着床には至らなかった。

妊娠するために一番大切なことはもちろんご夫婦の元気な身体づくりです。
しかし、女性の場合は特にホルモン治療や結果が出ないことなどにより、身体にも心にも負担がかかります。

この方の場合にも、妊娠するための血液とホルモンの不足により、元気な卵子と着床するためのふかふかのベッドのような子宮ができていないようでした。さらにストレスにより身体のエネルギーである気のめぐりも悪くなっていました。

そこで、血液を作りホルモンバランスを整えやすくする漢方薬2種類と生理前と排卵期前には気のめぐりをよくして痛みを治療する漢方薬。さらに生理の時のみ、子宮をきれいにして溜まった冷えを取り除くための漢方薬をおすすめしました。

服用していただいて3ヶ月目になりましたが、先日の検診では「卵子も元気で、子宮内膜もすごく厚くなっている」と医師が驚かれていたそうです。

    奈良県宇陀郡   やまぐち薬局  山口 祥一

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2009年8月14日 (金)

中医学の周期調節法で妊娠!

不妊治療の中でも、最近漢方薬に対する関心が高まりつつあります。
特に妊娠しやすい体づくりのために、周期調節法という漢方薬の服用方法が、注目され、あらゆるマスコミ媒体で紹介されています。

35歳になるAさんは、3年間の病院治療で、人工授精2回体外受精4回の治療を受けても子宝が授からず、治療を中止されました。
その後月経が来なくなり、体調改善のためにご相談に来られました。
8月にもかかわらず、手足が冷え、顔色は青く、とても疲れているご様子です。

Aさんには、妊娠力を高めるために、
腎を温め、腎精を補う漢方薬と、
気血を補う漢方薬、
血液の流れを良くする漢方薬を
月経周期にあわせて服用していただくようにしました。

1年たつうちには、上記の症状がほとんどなくなり、月経周期が正常に回復、体調がいいため、引き続き服用を続けていただいたところ、2年後に、信じられない様子で、尿検査で妊娠反応があったことをお知らせいただきました

周期調節法は
妊娠力を高める方法として伝承され続けた、東洋医学の補腎理論と陰陽理論を基にして、女性の体のホルモンの変化、基礎体温の変化に合わせて、漢方薬を服用し分ける方法で、女性の体のリズムを自然に整え、女性本来の力を取り戻す方法です。

そのため、誰でも持っているはずの妊娠力を、思い出させてあげる、からだにやさしい方法といえます。

          

      漢方の本陣薬局     竹内聡

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2009年8月12日 (水)

子宮内膜を厚くする漢方薬

不妊症で来店されているお客様の悩みに「子宮内膜の問題」があります。

子宮内膜が薄かったり、あまり質の良い子宮内膜ではない場合、排卵し、受精しても受精卵が着床しにくくなります。
(卵はカチカチのベッドよりもふかふかのベッドの方が居心地が良い)

内膜が薄くなる原因としては、基礎材料となる「血」と内膜を作る「腎」の力が不足すると子宮内膜が薄くなる傾向になります。
 ※中医学の腎は西洋医学の腎臓とは異なります。

それ以外に腎の働きを助ける「気」の力が不足してもいけません。

月経時は古い子宮内膜を排出するタイミングになります
この時に古い子宮内膜をキレイに排出しないと、上質な子宮内膜を新たに作ることは出来ません。また、血や気の流れを良い状態にしておく必要があります。

■血が不足している場合
 貧血、立ちくらみ、血色が悪い、月経血が少ない、月経日数が少ない

■腎の機能が低下している場合
 足腰が弱い、基礎体温表の高温期が短い、体温が低い、着床力が弱い

■気が不足している場合
 疲れやすい、汗かきやすい、胃腸が弱い、風邪ひきやすい、流産しやすい

■血の流れが悪い場合
 肩こり、頭痛、生理痛がある、月経血に塊がある

■気の流れが悪い
 基礎体温がガタガタ、精神的に落ち着かない、月経前に症状が増える(胸やお腹が張る、肌荒れ、便秘など)

「補血剤」や「補腎剤」を使いつつ、気と血の流れを良くする「理気活血剤」なども一緒に使うと良い結果を期待出来ます。

血と腎、気と血の流れを整えることで、ホルモンバランスの調節をして子宮内膜を厚くし、受精卵を着床させやすい体質に持っていきます。

 ※ 子宮内膜が薄くなる原因は上記だけではなく、色々なことが複雑に絡み合って薄くなっている場合もあります
   

女性は月経のリズムを整えることにより、子宮内膜だけでなく、身体の色々な調子を良くすることが出来ると私は確信しています。

一緒に頑張りましょう♪(〃⌒ー⌒〃)

    漢方の大元気堂  大嶋章吾

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