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2018年10月25日 (木)

9月度 合同研修会より

著「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫さんのお話を聞きました。


幕内さんは食のドラッグ化に警鐘を鳴らします。現代は工場で加工されて添加物まみれになった食品ばかりを食べるようになってきた。それら加工食品は砂糖、油に偏り、さらには添加物(薬)がたくさん使われて、人の健康を害している、と訴えます。 


特にジャンクフードをたくさん食べるようになった沖縄県ではすごい変化が起こりました。かつて世界一長寿だった沖縄県人でしたが、今では65歳未満の死亡率が全国でワースト1位になってしまったのです。生まれた時からジャンクフードで育っている今の子供たちの寿命はさらに短くなる可能性があるといいます。


なぜ、若い世代がジャンクフードやお菓子が手放せないかというと、砂糖と油の組み合わせに強い依存性があるからです。実際に砂糖だけ、油だけを舐め続ける人はいませんが、お菓子ばかりを永遠に食べている人はいます。砂糖と油を合わせると依存性がとても高まるのです。


それと興味深い話がもう一つ。幕内さんは「大人は快楽のために食べる」と言います。子供の頃のように毎日思いっきり遊べることのない大人は、その穴埋めのために、酒、たばこ、お菓子などの嗜好品に手を伸ばすようになるそうです。麦茶は俺の事分かってくれないけど、酒は分かってくれるんだとか。嗜好品に手が伸びすぎるときは心が満たされていない証拠かもしれません。子供の頃のように楽しいことに熱中できる時間を作ってもらえたらと思います。

 

     滋賀 サンポウ薬局 渡辺 元貴  

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