主婦湿疹
今週から梅雨入り、毎日傘を必携の季節です。
梅雨になると湿気が増すために、頭痛、頭重、関節痛、下痢、むくみなど、身体に様々な変調をきたします。
昨年の話ですが、28歳のKさんは手のひらに水泡ができ、それが壊れてジクジクし、その後乾いて皮膚が落ちる状態になりました。良くなったり悪くなったりを繰り返すので相談に来られました。
このような症状はよくあるご相談で、水を使う主婦に多く<主婦湿疹>と呼ばれますが、その他に美容師さんや調理師さんなどにも見られます。
Kさんには身体の水分代謝をよくする漢方薬や、乾燥した皮膚に潤いをつくる漢方薬をお使いいただきました。2週間後、新たな水泡は出来なくなり、4週間後には皮膚も綺麗になってきました。その後水泡は出ないので、皮膚の乾燥を改善する薬だけ続けていただきました。
生活の中で水を避けることは出来ないので、できるだけ濡れたままにせずコマ目に乾かすよう注意していくことが必要です。
特に外気が湿気るこの時期、発症しやすいのでご注意ください。
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