冷え性はタイプ別対策が効果的
女性の2人に1人は悩んでいるといわれる「冷え性」ですが、ご友人3人でお立ち寄りくださったお客さまのお話です。
3人のご相談は「冷え性を改善したい」ですが、よく状況を伺ってみると、同じ「冷え性」でも少し様子が異なるようです。
Aさんは、妊娠中にできてしまった下肢静脈瘤のため日常から足がだるく足先がいつも冷たく、起床時にはしびれを感じるとのこと。月経痛がひどく初日から3日目にかけて鎮痛薬を服用しているとのこと。
Bさんは、夏でも汗をかくこともなく、寒がりで貧血傾向。月経時は体がだるく何もやる気が起きないとのこと。
Cさんは、とにかく腰が冷え、下半身は水につかっているかのようだ、とのこと。
Aさんのタイプは、いわゆる血行不良が原因と考えられますので、血液がサラサラとした状態で体の隅々まで行き届くことをイメージして漢方薬を服用、冷えの改善とともに月経痛も軽減されました。
Bさんのタイプは、血液の不足から体が温まらない状態と考えられますので、血液量を補う目的で漢方薬を服用、顔色が良くなり朝起きるのも楽になったそうです。
また、Cさんは体の中から熱を生み出す力を高め水分代謝を整える働きのある漢方薬をおすすめし、冷えとともにむくみまでスッキリ解消されました。
女性にとって「冷え」は、健康にも美容にも大敵ですね。
体質に合う漢方薬でキレイに磨きをかけましょう。
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