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2010年4月17日 (土)

ため息と漢方薬

新しい環境に変わることが多いこの季節。環境が変わることによってストレスがかかり、「はぁ~~!」と深いため息をついてしまいます。

ため息は東洋医学の考えで「気」の流れが悪い状態「気滞」と呼ばれます。

東洋医学の「気」は「元気」のようなエネルギー体のことを表したりしますが、「空気」のような気体も含まれています。

本来「気」は、全身をくまなく行き来して体を動かしています。
その「気」の運行がストレスにより停滞すると「気」の行き場が無くなってしまいます。
行き場の無くなった「気」は、行き場を求め出口を探します。

上半身の行き場の無くなった「気」は「ためいき」となり、
下半身の行き場の無くなった「気」は「ガス」となり排出されます。

また、排出出来なかった行き場の無くなった「気」は体内で停滞します。
上半身で停滞すると胸脇部が張り、下半身で停滞すると腹部が張ります。
それぞれが「ため息」や「ガス」で排出することで一時的に症状が緩和されます。

気滞の状態の時に漢方では「気」の流れを良くする「柴胡(サイコ)」や「厚朴(コウボク)」の含まれる薬を使用します。
(体質によっては上記の含まれていない漢方薬も使用します)

気の流れが悪くなるのは、エネルギーの運行が悪くなるのと同じ状態です。
「エネルギーの運行が悪くなる」=「代謝が悪くなる」です。
代謝が悪くなると、頭痛や肩こり、胃腸障害などなど様々な症状を引き起こします。

代謝が悪くなると抵抗力も下がりますので、風邪をひいたり、アレルギー症状を引き起こしたりもします。

ストレスは万病の元ですね。

ため息は小さい症状ですが、比較的発見しやすい症状です。
ため息をついたら、気の流れが悪くなってる!と自覚して、早いうちに対処して下さい。

      奈良県北葛城郡  漢方の大元気堂  大嶋章吾

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