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2010年4月19日 (月)

パニックからの不安感

突然のことです。歩いていて何故か気分が悪く倒れるのではないかという気持ちになりました。息苦しくて、思わずその場に立ちすくんでしまいました。
そんなお話から始まったように思います。

若い人に多いとも言われていますが、更年期以降にもパニック障害の症状を訴えられる方が多いものです。外に出るのが恐い。特に人が多いデパートなどは息苦しくなってくる。そんな方もありました。

ドクターに抗不安薬や安定剤を出してもらっているけどなかなかスッキリしない方もあります。きっかけは様々で、きっかけのない(自分では分からない)場合もあります。

中医学では多くは目には見えない痰が原因と考えています。咳をした時に出る痰のように少し粘りのある水分の停滞したものがあると考えていて、呼吸器以外のところにあるため咳で出すことが出来ずに、見ることが出来ないので、見えない痰と表現しています。

二陳湯という化痰(痰を消す)作用の有名な処方があります。この二陳湯を含んだ処方が多く作られていて、不安感を取り除く作用がある<温胆湯>、むかつきや胃腸の苦情を除く六君子湯、めまいに効果のある半夏白朮天麻湯などがあります。

特にこれからの季節に重宝する処方です。

             大津 よねくら薬局 米倉しく子

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