つら~い花粉症
1月末、「早めの花粉症のようで顔がカユイ!」と60歳代の女性の方が相談に見えました。目の上下と鼻の下が赤くなり、いかにもカユそう!
この花粉飛散の時期、身体のまわりをくるくる巡っている防御バリア(「衛気」って言います)の力が低下していると、この女性のようないわゆる花粉症の症状が現れることがあります。中国漢方では、衛気が不足している状態を「衛気虚」といい、広い意味での虚弱状態にあると考えます。
時期的にこのような症状でお困りの方が多くお見えになりますが、この方の場合、「衛気」を補う漢方薬を服用して頂いたところ、3日後には赤みスッキリ、かゆみもとれたと喜んでお越し頂きました。
ご主人の鼻炎にも使いたいとのこと。水鼻ズルズルのご主人の症状には、<小青竜湯>の併用が必要と思われ、2種類を服用して頂いております。
かくいう私も例年、花粉症の時期が近付くと準備に大わらわの「虚弱体質」です(笑)。
ご主人のツライ症状も早くよくなればと、うれしいご報告を心待ちにしているところです。
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