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2009年8月14日 (金)

中医学の周期調節法で妊娠!

不妊治療の中でも、最近漢方薬に対する関心が高まりつつあります。
特に妊娠しやすい体づくりのために、周期調節法という漢方薬の服用方法が、注目され、あらゆるマスコミ媒体で紹介されています。

35歳になるAさんは、3年間の病院治療で、人工授精2回体外受精4回の治療を受けても子宝が授からず、治療を中止されました。
その後月経が来なくなり、体調改善のためにご相談に来られました。
8月にもかかわらず、手足が冷え、顔色は青く、とても疲れているご様子です。

Aさんには、妊娠力を高めるために、
腎を温め、腎精を補う漢方薬と、
気血を補う漢方薬、
血液の流れを良くする漢方薬を
月経周期にあわせて服用していただくようにしました。

1年たつうちには、上記の症状がほとんどなくなり、月経周期が正常に回復、体調がいいため、引き続き服用を続けていただいたところ、2年後に、信じられない様子で、尿検査で妊娠反応があったことをお知らせいただきました

周期調節法は
妊娠力を高める方法として伝承され続けた、東洋医学の補腎理論と陰陽理論を基にして、女性の体のホルモンの変化、基礎体温の変化に合わせて、漢方薬を服用し分ける方法で、女性の体のリズムを自然に整え、女性本来の力を取り戻す方法です。

そのため、誰でも持っているはずの妊娠力を、思い出させてあげる、からだにやさしい方法といえます。

          

      漢方の本陣薬局     竹内聡

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